皆さんこんにちは
コンサル税理士の平井です
東京都町田市、神奈川県相模原市周辺で売上アップや業績アップ専門のコーチングをしています
今回は簿記についておさらいしてみましょう
「そもそも簿記って何?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか
簿記とは簡単に言えば「お金やものの出入りを記録すること」です
どんな企業でも必ず何かしらの経済取引によってお金やものの動きがありますよね
このお金の流れを誰が見ても分かるように帳簿に記録するのが「簿記」です
さて、この簿記にはルールの違いによって大きく二つの種類があります
一つの勘定科目に絞って記帳する「単式簿記」と複数の科目で記帳する「複式簿記」です
単式簿記は単純に収入と支出を記録していく、お金の出入りに特化した記帳方法です
一般的な家計簿や預金通帳を想像すると分かりやすいでしょう
単式簿記は特別な知識を必要としないため誰でも扱うことができます
対して複式簿記は少し複雑です
お金の出入りだけに注目する単式簿記と違い、複式簿記ではお金の動きによる取引の二面性に注目しながら記帳をしていきます
取引の二面性とはその取引が起きた原因とその結果のことを指します
原因?結果?二面性?つまりどういうことって感じですよね
例えば100円のりんごを買うとします
その場合、100円の支出があると同時に100円分のりんごを手に入れます
つまり、
「100円というお金が出て行ったのはりんごを買ったから(原因)、そしてその結果自分の手元にはりんごがある(結果)」ということです
これが取引の二面性です
すこしイメージがついたでしょうか
このように複式簿記は単式簿記に比べて複雑で手間がかかります
しかし、単式簿記では把握しきれない取引の内容や財政状態をすべて書き表すことができます
そのためほとんどの企業会計では複式簿記が採用されています
さらに複式簿記を使用するメリットとして青色申告の控除が受けられるということも挙げられます
「青色申告ってなに?」「そもそも複式簿記の書き方がわからない」という方々、次回のブログで詳しくお話しします!
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それでは良い一日を
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